
勉強が続かなくなる理由
こんにちは、菊地です。
勉強を続けるというのは、意外と難しいことです。資格試験も勉強を始めてから試験を受けることができる人の割合は、それほど高くないかと思います。せっかく前向きな気持ちで勉強を始めたのに、途中で諦めてしまってはもったいないですよね。
資格試験は継続して勉強をし続けた人が合格するのです。
そこでですが、残念な状態になることを避けるために、いまから、勉強を辞めてしまう理由として考えられることをリストアップしてみましょう。
・お酒を飲むのを我慢しなければならい
・テレビを見るのを我慢しなければならない
・仕事や家事と両立は大変
・一生懸命勉強しても成績が上がらない。
などなど、その他にもたくさんありますよね。
人によってさまざまでしょうが、まずは上記のように想定できる理由を事前にリストアップしてもらい、そのようなことが起きないよう対策を考えてくのです。
「なんだ、そんなこと」
と思われた方も多いと思いますが、これこそが、勉強を継続できず、欲しい結果を得ることができなかった受験生の話を伺うかぎり、大多数の方に共通した改善ポイントなのです。
恥をさらすようですが、じつは私自身も同じような経験をしました。
宅建士の勉強をはじめて1ヶ月が経過したころ、勉強が計画どおりに進まず、焦りや不安でイライラ状態となり、勉強を投げ出してしまった期間が二週間ありました。
「本当にこのままでいいのか?」
その思いが強くなり、何とか勉強を再開するにいたりましたが、それと同時に「なんで継続出来なかったのか?このまま勉強を再開しても、また同じことにならないか?」そんな不安な気持を感じるようになりました。
そこで2週間、勉強開始当初の計画と、自分の行動を照合してみました。不思議なもので、
机上で立てた計画では気付かなかった多くのことに気付くことができました。
いくつか具体例をあげると、
・帰宅後毎日2時間勉強
→21時前後に帰宅して2時間勉強?ムリだ、せいぜい1時間
・隙間時間でテキストを読む
→5分~15分の時間でテキストを読んでも理解できない。復習の過去問を解く
その日に解く過去問をきめておいて、過去問集から切り離す。
・毎日勉強
→もともと勉強習慣が無いのに毎日はムリ、見たいテレビは見たい。仕事上の
付き合いもある。毎週一日休日(予備日)を設ける。
・週末の勉強内容
などなど・・・
試験日まで一日たりとも無駄にはできない時期に、二週間勉強には直接関係の無いことに時間を費やすことはハイリスクでしたが、今振り返っても、この二週間があったからこそ
宅建士試験に一発で合格できたと信じています。
是非参考にしてください。