
勉強習慣化
合格者ほど申し込まない
菊地です。
さて、本日は「合格者が意外とやらない勉強」についてお話しさせていただきます。
じつは先日のセミナーで参加者の一人から以下の質問を受けました。
「総合コースを受講していますが、直前期を迎えるにあたり、予備校では直前対策講座があります。受講した方がいいのでしょうか?模試の成績がイマイチだったこともあり不安です。」
私は「個人差はありますが、受ける必要は無いと思います。模試の点数が悪いならなさらです。他にやるべきことがあります。」と回答させていただきました。
その理由は?予備校の基幹講座(例えば総合○○コースとか△△本科生コースと名のついた講座等)は、その内容を完全にマスターすれば合格できるように設計されているからです。
ですから、模試の成績が悪かったのであれば、問題とテキストを突き合わせて丁寧に復習することが直前講座の受講よりも大切です。おそらく、分かったつもりになっていただけの項目が意外と多いことに気付くことでしょう。
そもそも、丁寧な復習を心がけ、知識の穴を埋めていく勉強をくり返していると、他の講座を受講する時間は無くなってきます。合格者の勉強スタイルはまさにこれです。
基幹講座1本勝負
直前期は不安になります。そしてついつい、即効性が期待できそうなタイトルをうたった直前講座が気になって仕方が無くなる。
わかりますよ。それでもあえて、私は、基幹講座のテキストと問題集、模試、答練の問題を突き合わせて丁寧に復習することをお薦めします。
どの項目が理解不足なのか?それすらも把握せずに、模試の点数だけで不安になってしまい直前講座を受講しても成果につながると思いますか?
もう一度考えてみてください。