「働き方」の議論=長時間労働?本当にそれが正しいことなのか? | 面倒見の良い行動習慣化の専門家 菊地 一紀

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2017.12.26 行動習慣化

「働き方」の議論=長時間労働?本当にそれが正しいことなのか?

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クリスマスイブの日に電車で移動していると、隣の座席に座っていた30代前半と思われる
男性二人組の会話が耳に入り、自分が会社員時代のある出来事を思い出しました。
その男性二人組の会話は『働き方』についてでした。
政府が『働き方改革』という経済政策を打ち出して1年半ぐらいになりますよね

あなたはこの『働き方』という言葉聞いてどんなことを感じていますか?
私は、正直言って、議論の内容がなんかピンっときていません。極端な言い方をすれば
間違っているのではないかと感じるくらいです。
何故、そう感じるのか?
長時間労働が、心身に悪影響を及ぼし、健康被害の要因になっている。だから残業削減。
つまり、量的な問題の解決に対する議論ばかりで、どのような心理状態で働いているか、
という質的な部分についての議論がされていないような気がするからです。
少し前のことですが、私がコンビニエンスストア本部の管理職をしている時に入社3年未満
の若手社員の離職率が急激に上昇した時期がありました。コンビニエンスストア本部では
入社後の3年から4年は直営店勤務になります。不規則な勤務時間、土日、祝日も勤務となり
厳しいのは事実です。
この時に、会社がとった離職率改善策はまさに、今の世間の動きと同じで残業削減でした。
直営店勤務社員の残業は改善されましたが2~3年経過後も離職率は会社が期待するレベルまで
改善することはありませんでした。
私自身もその時は気付きませんでしたが、この時期を機に直営店勤務の若手社員と接する
頻度を上げ、継続していく中で長時間労働が原因ではないことがわかりました。彼らは毎日、
自宅と勤務する直営店との往復の繰り返しで本部社員でありながら、

・一体感を感じられない

・毎日必死に頑張っているが、はたしてそれが
 どこまで会社に貢献できているかわからない。

・努力したことをどこまで認めてくれているのか?


要するに労働時間のような量的なことではなく、精神的なな部分について不満を感じていたのです。
(その後、現場の管理職の意見が 集約され、そこから数年後には 改善されました。)
先の男性二人の会話もほぼ、同様の内容でした。
私は、残業が削減されようがこのような環境が常態化していれば離職率の改善は見込めませんし、
健康被害を受ける会社員の数も減らないのではないかと感じています。
あなたも、『働き方改革』における世間の方向性に似たようなことを感じたことはありませんか?
本日はいつもと違った内容になってしまいました。


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